「息子の部屋」でカンヌ国際映画祭パルムドール、「親愛なる日記」で同監督賞を受賞しているイタリアの名匠ナンニ・モレッティが、同じアパートに住む3つの家族の素顔が、ひとつの事故をきっかけに次第に露わになっていく様子をスリリングに描いた人間ドラマ。 ローマの高級住宅地にあるアパートに暮らす、3つの家族。それぞれが顔見知り程度で、各家庭の扉の向こう側にある本当の顔は知らない。ある夜、3階に住むジョバンニとドーラの裁判官夫婦の息子アンドレアの運転する車が建物に衝突し、ひとりの女性が亡くなる。同じ夜、2階に住む妊婦のモニカは陣痛が始まり、夫が出張中のためひとりで病院に向かう。1階のルーチョとサラの夫婦は、仕事場で起こったトラブルのため娘を朝まで向かいの老夫婦に預けるが、認知症の老夫と娘が一緒に行方不明になってしまう。 イスラエルの作家エシュコル・ネボの「Three floors up」が原作で、デビュー以来オリジナル作品を手がけてきたモレッティ監督にとっては初の原作ものとなった。出演はマルゲリータ・ブイ、リッカルド・スカマルチョ、アルバ・ロルバケルら。
ジャンル: ドラマ
出演者: マルゲリータ・ブイ, Riccardo Scamarcio, Alba Rohrwacher, Adriano Giannini, Elena Lietti, Alessandro Sperduti
クルー: Michele D'Attanasio (Director of Photography), Paola Bizzarri (Production Design), Domenico Procacci (Producer), Alessandro Zanon (Sound), Nanni Moretti (Screenplay), Nanni Moretti (Producer)
国: France, Italy
言語: Italiano
スタジオ: Sacher Film, Fandango, RAI Cinema, Le Pacte, France 3 Cinéma, Canal+, Ciné+, France Télévisions
ランタイム: 119 数分
品質: HD
リリース済み: Sep 23, 2021
IMDb: 4.6
