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半野喜弘
1968年、大阪に生まれる。パリと東京を拠点に映画音楽からオーケストラ作品、エレクトロニクスミュージックにいたるまで幅広く世界中で活動する音楽家、アーティスト。 1997年ヨーロッパで発表されたエレクトロニクスミュージック作品で注目を集め、2000年パリへ活動の拠点を移す。
そのジャンルを超越した創作活動は独自の存在感をもって受けとめられている。台湾の巨匠ホウ・シャオシャン監督作品『フラワーズ・オブ・シャンハイ』(1998)でフランスをはじめとする海外メディアから「新たな映画音楽作家の発見」と評価をうけて以降、ジャ・ジャンクー、ユー・リクワイ等、現代アジアを代表する監督達と共同作業を重ね、その作品のほとんどがカンヌ国際映画祭、ヴェネチア国際映画祭といった世界映画祭の最高峰ともいえる場所で高い評価を得ている。2007年、スイスに半年間滞在して初のオーケストラ曲を作曲・初演。2009年にはアジア最高峰の映画賞であるAsian Film Awardにて最優秀コンポーザーにノミネートされた。その繊細かつ豊潤な音楽は、熱狂的な信者を獲得しつつも常に変貌を遂げ、「僕の音楽は人間の根源的な苦しみと喜びへの普遍的な讃歌なんだ」と本人が語るサウンドは、常に斬新な感動を聴く者に与え続けている。
2011年には柿本ケンサクと共同脚本・監督で窪塚洋介主演の映画『アグリー』をパリで撮影し、本格的に映画製作をスタートさせ、その後に短編映画『幻の曳航』(2013)、長編映画『そして、それが風であることを知った』(2014)ほか、PVの監督も行っている。 2013年、スウェーデンのヨーテボリ・オペラからの委嘱により新作モダンダンス『Interfacial Scale (オーケストラと電子音のために) 』(振付: 梅田宏明)の為のオケーストラ作品を作曲・初演。
で知られている: Sound
お誕生日:
出生地: Osaka, Japan
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